開催期間2017年10月29日(日)
概要《アンナ・ド・ノアイユの肖像》は、パリで成功を手にしたレオナール・フジタ(藤田嗣治)が、モデルから注文を受けて手がけた肖像画です。この作品は、背景が白い余白のまま残され、署名(サイン)もないことから未完に終わったとされています。モデルとなったアンナ・ド・ノアイユ伯爵夫人は、ルーマニア貴族の家系に生まれ、詩人として活動する女性でした。本講演では、アンナの生涯と文学上の功績を紹介しながら、フジタの妻だったユキの回想録に綴られたエピソードに沿って、この作品の描かれた背景を探ります。またフジタとアンナを取り巻く人々に目を向け、20世紀前半の社交界と文学、芸術の潮流をひもときます。
講 師 横山 由紀子 氏(DIC川村記念美術館 学芸員) 開催日時 2017年10月29日(日)13:30~15:00 場 所 秋田県立美術館 1Fレクチャールーム 対 象 一般 定 員 50人 参 加 料 無料 申込方法 電話、またはFAXで、以下の内容をお知らせください。 ①お名前 ②お電話番号 |