イベント

美術館教室「米蔵の照度体験ナイトミュージアム」

開催期間

2017年5月14日(日)

概要

 藤田嗣治は、1937年2月から3月にかけて平野家の米蔵の中で、壁画《秋田の行事》を制作しました。薄暗い米蔵の中、制作は人口光、つまり当時の電球の明かりの下で進められており、その照度等は秋田県立大学准教授・込山敦司氏の研究により判明しています。画面を照らす範囲は限られていましたが、それにもかかわらず色彩のバランス、人物の表情や着物の細密な模様が的確に表現されています。
 このたびの教室では、米蔵の構造などについて込山氏がレクチャーした後、閉館後の展示室にて、調光器の操作により制作時の米蔵の照度を再現。藤田の制作の秘密に迫ります。

日  時:2017年5月14日(日)18:00~19:30
場  所:秋田県立美術館1階レクチャールーム、2階大壁画ギャラリー
対  象:一般(中学生以上)
定  員:30名
参 加 費:無料
講  師:込山敦司氏(秋田県立大学建築環境システム学科准教授)

参加方法:電話またはFAXで以下の内容をお知らせください。
     ①お名前 ②ご連絡先(電話番号またはFAX番号)

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